多彩な[オートSUM]ボタンを使いこなす②

行と列が離れている場合でも合計できる

  1. 1列おきの数値を合計してみます。ここではC列とE列を範囲指定して、[オートSUMボタン]をクリックします。
  2. 招鶏卵がある場合の数値を合計してみます。ここではせるC15とセルE15をセル指定して、[オートSUM]ボタンをクリックします。

多彩な[オートSUM]ボタンを使いこなす

状況によって範囲を認識する

  1. 数値が入力されていない状態で[オートSUM]ボタンをクリックします。アクティブなセルに[=SUM0]と表示された状態になりますので、続けて計算対象のセルを範囲指定します。
  2. 数値が入力された状態で[オートSUM]ボタンをクリックします。アクティブセルに[=SUM(C:3C:6)]のように計算式が入力されます。
  3. セル範囲を指定して[オートSUM]ボタンをクリックします。自動的にセル範囲を認識して[=SUM(C3:C6)]のように計算式が入力されます。

複数の数式を一度で見るには?

セルの数式を表示させる

  1. [ツール]オプションを選択し、[オプション]ダイアログボックスを表示させます。
  2. [表示]タブの[ウインドウオプション]で、[数式]のチェックをオンにし、[OK]ボタンをクリックします。

数式を作らないで計算させたい

[標準]ツールバーの[オートSUM]ボタンを使う

  1. 計算結果を出したいセルをアクティブにして、[オートSUM]の[▼]をクリックします。
  2. 合計を求めたい範囲を選択します。

縦と横の合計を最も簡単に出す方法は?

[オートSUM]ボタンで合計する

  1. 表のデータ全体と、合計を表示させるセルのセル範囲を全て選択します。
  2. [オートSUM]の[▼]をクリックし、リストから[合計]を選択します。

数値やセル参照を使わない数式を作るには?

表の項目ラベルを使う

  1. [ツール]メニューから[オプション]を選択し、[オプション]ダイアログボックスを表示します。
  2. [計算方法]タブの[ブックオプション]で、[数式でラベルを使用する]のチェックをオンにし、[OK]ボタンをクリックします。
  3. 数式バーに[=]を入力し、計算もとのデータを、項目名で[行ラベル[半角スペース]列ラベル]と交差する点で示して入力します。[Enter]キーで確定します。

票の合計を1つの数式で出す方法は?

配列数式を作成する

  1. 結果を表示したいセルを全て選択します。
  2. 数式を入力し、[Ctrl]キーと、[Shift]キーを押しながら[Enter]キーを押します。

数式を出来るだけ簡潔にしたい

[名前]を使って数式を作成する

  1. 数式で参照するセル範囲を選択し、[挿入]メニューの[名前]から[定義]を選択します。
  2. [名前の定義]ダイアログボックスが表示されるので、参照範囲をもう一度確認し、適当な名前を付けて[OK]ボタンをクリックします。
  3. 数式バーで数式を作成します。

数式をもっと分かりやすくしたい

数式に名前を付ける

  1. 決まった数値を使って計算結果を出すセルをアクティブにします。
  2. 数式で参照するセル範囲を選択し、[挿入]メニューの[名前]から[定義]を選択します。
  3. [名前の定義]ダイアログボックスが表示されますので、[名前]ボックスに適当な名前を付けます。
  4. [参照範囲]には、実際の数式を相対参照で入力し、[OK]ボタンをクリックします。
  5. 計算結果のセルに、[=定義した数式の名前]という数式を入力し、必要があればオートフィルで下方向コピーします。

名簿の性と名を1つのセルにまとめたい

文字列演算子の計算式を使う

  1. 性と名を一つにまとめて表示する列を挿入します。
  2. 新しい列の一番上のセルに、文字列演算子を使った数式を入力します。
  3. 必要ならば数式を下方向コピーします。

セルを遣って文字列を入力するには?

文字列演算子と文字を使った数式を作る

  1. 文字列を表示させたいセルをアクティブにします。
  2. 数式バーに文字列演算子を使った数式を入力します。このとき、文字の補足部分も””で囲んで入力します。

小計のある表で、総合計を正しく簡単に計算したい

[オートSUM]ボタンを使う

  1. それぞれの小計を、[標準]ツールバーの[オートSUM]を使って計算します。
  2. 総合計を表示したいセルをアクティブにして、[標準]ツールバーの[オートSUM]ボタンをクリックします。
  3. 自動的に小計だけが加算されます。

複数のワークシートの合計を簡単に出したい

3-D集計を使う

  1. 集計するワークシートをアクティブにし、数値を合計したいセル範囲を選択します。
  2. [標準]ツールバーの[オートSUM]の[▼]をクリックし、[合計]を選択します。
  3. 選択範囲の左上の先頭のセルに[=SUM()]と表示されます。集計もとの最初のシートタブをクリックしてシートを切り替え、集計もとのセルをクリックします。
  4. 数式バーの数式が[=SUM(集計する最初のシート名!先頭のセル)]となります。キーボードの[Shift]キーを押しながら、集計もとの最後のシートのシートタブをクリックします。
  5. 数式バーの数式が[=SUM(’集計する最初のシート名:集計する最後のシート名’!先頭のセル)]となります。
  6. もう一度、[標準]ツールバーの[オートSUM]の[▼]をクリックし、[合計]を選択します。

数式で簡単なグラフを作るには?

[条件付書式]に数式を入れる

  1. グラフの軸になる、数値の目安を入力しておきます。
  2. 塗りつぶしてグラフにするセル範囲を選択し、[書式]メニューから[条件付け書式]を選択します。
  3. [条件付書式の設定]ダイアログボックスで、条件1の[セルの値が]の[▼]をクリックし、[数式が]を選択し、右のボックスに数式の設定を行います。
  4. [書式]ボタンをクリックし、[セルの書式設定]ダイアログボックスの[パターン]タブで、[セルの網掛け]で塗りつぶし[色]を選択し、[OK]ボタンをクリックします。
  5. [条件付書式の設定]ダイアログボックスも、[OK]ボタンをクリックします。

別のシートやブックの値の変化を監視するには?

[ウォッチ]ウィンドウを使う

  1. 監視したいセルをアクティブにして、ショートカットメニューから[ウォッチ式の追加]を選択します。
  2. [ウォッチ]ウィンドウで監視したいセルを追加します。
  3. シートを切り替えて監視しながら、他の作業を行います。

数式のセル参照を分かりやすく確認したい

数式のセルをアクティブにし、数式バーをクリックする。

  1. 数式のセルをアクティブにする。
  2. 数式バーをクリックし、編集可能な状態にします。

他のワークシートのセルを使った数式を変更したい

セル参照にシート名を追加する

  1. 数式のセルをアクティブにし、数式バーをクリックして編集状態にします。
  2. セル参照にシート名を追加入力します。

数式のある場所を確認したい

[ジャンプ]を使う

  1. [編集]メニューから[ジャンプ]を選択します。
  2. [ジャンプ]ダイアログボックスで、[セル選択]ボタンをクリックします。
  3. [選択オプション]ダイアログボックスの[選択]で[数式]にチェックし、[数値]、[文字]、[論理地]、[エラー地]のチェックを、必要があればオフにしておき、[OK]ボタンをクリックします。

参照範囲を簡単に変更するには?

セル参照の枠線のハンドルをドラッグします。

  1. 変更する数式のセルをアクティブにし、数式バーをクリックします。
  2. 参照しているセル、セル範囲に色つきの枠線が表示されますので、正しいセル範囲にドラッグします。

数式をコピー、移動しても正しく計算させたい

数式を絶対参照にする

  1. 絶対参照にしたいセルをアクティブにします。
  2. 数式バーで、セル参照のすぐ後ろをクリックしてカーソルを移動して、キーボードの[F4]キーを押します。
  3. 必要なコピーや移動を行います。